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障害者歯科治療

治療における配慮

治療において、患者さんの身体的、精神的な状態を理解することが非常に大切です。
それぞれの身体、精神の状態を理解した上で保護者の方々や介護をされておられる方の十分な理解を得た上での治療となります。
まず、診療室やそこで働いている歯科医師、スタッフ、また治療器具などに慣れてもらうことから始まります。
治療の順番を伝える絵の描いたカード、視覚支援のカードを用いたりすることもあります。
また治療中には姿勢を保つために、クッションを利用したり、身体が不意に動いてしまったりすることを防ぐためにコントロールを行ったりすることもあります。
安定剤などを利用し、うとうとしているようなリラックスした状態で治療をおこない、必要な場合には全身麻酔を利用し、痛みを感じることなく集中して治療をおこなうこともあります。

通常の方法での治療

障害者歯科をされている病院などでは、歯科医師がそれぞれのお子さんの個性に合わせて治療のスタイルをアレンジしています。
自閉症のお子さんの場合には、同じ治療の場所で同じ歯科医が担当し、負担が軽くなるようにしたり、また障害によっては歯科治療が体にとても負担になってしまったりすることもありますので、呼吸状態をモニターで確認しながら、必要に応じては酸素吸入を行う場合もあります。
またお子さんが歯科治療を嫌がってしまったり、受け入れが難しいと感じられた場合、急いで治療しなくても大丈夫な場合には、歯科治療への受容トレーニングを取り入れたりすることもあります。
お子さんによって状況が違っていますので、それぞれに一番良い方法で治療ができるようにゴールを決めてプランを立てて治療が始まります。



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